「弘南鉄道7000系電車」の版間の差分

10行目: 10行目:


== 形式 ==
== 形式 ==
車籍上、一見して同一車両でもそれぞれ別形式として登録されている。
=== デハ7000形 ===
=== デハ7000形 ===
大鰐線に導入された車両。7035, 7036を除いて7031から7040まで連番であり東急時代から番号に変更はない。いずれも電動車で、偶数車にパンタグラフを装備する。
1989年に大鰐線に導入された車両。7035, 7036を除いて7031から7040まで連番であり東急時代から番号に変更はない。いずれも電動車で、偶数車にパンタグラフを装備する。
 
入線時に、回生ブレーキ使用停止、ベンチレーターカバー取り付け、電気暖房装置強化の改造を受けた。また1991年にはワンマン対応改造、1995年に半自動ドア化改造がそれぞれ行われた。


=== デハ7010形・デハ7020形 ===
=== デハ7010形・デハ7020形 ===
弘南線に導入された車両。1989年に7011-7021編成が、1990年に7012-7022編成・7013-7023編成の計3編成6両が導入された。いずれも電動車で、デハ7020形にパンタグラフを装備する。
入線時にデハ7000形と同様の改造が施され、1994年にワンマン対応改造、1995年に半自動ドア化改造がそれぞれ行われた。


=== デハ7100形・デハ7150形 ===
=== デハ7100形・デハ7150形 ===
弘南線に導入された車両。中間車のデハ7100形を先頭車化改造した物で、奇数車がデハ7100形に、偶数車がデハ7150形とされた。いずれも電動車で、デハ7150形にパンタグラフを装備する。
1989年に7101-7151編成・7102-7152編成が、1990年に7103-7153編成〜7105-7155編成の計5編成10両が導入された。
1992年と1994年の2回に分けてワンマン対応改造が、1995年に半自動ドア化改造がそれぞれ行われた。
1997年8月25日に館田駅で発生した列車衝突事故で7101編成と7104編成が被災。デハ7104とデハ7151が1999年に廃車となった。残ったデハ7101とデハ7154で新7101編成が組成された。
=== 車両番号対照表 ===
{| border="1" align="center"
|-
! colspan = "2" |7000形|| colspan = "2" |7010・7020形|| colspan = "2" |7100・7150形
|-
!弘南時代||東急時代||弘南時代||東急時代||弘南時代||東急時代
|-
|デハ7031||デハ7031||デハ7011||デハ7013||デハ7101||デハ7141
|-
|デハ7032||デハ7032||デハ7012||デハ7025||デハ7102||デハ7143
|-
|デハ7033||デハ7033||デハ7013||デハ7029||デハ7103||デハ7109
|-
|デハ7034||デハ7034||デハ7021||デハ7014||デハ7104||デハ7169
|-
|デハ7037||デハ7037||デハ7022||デハ7026||デハ7105||デハ7153
|-
|デハ7038||デハ7038||デハ7023||デハ7030||デハ7151||デハ7142
|-
|デハ7039||デハ7039||||||デハ7152||デハ7144
|-
|デハ7040||デハ7040||||||デハ7153||デハ7108
|-
|||||||||デハ7154||デハ7154
|-
|||||||||デハ7155||デハ7122
|}


== 主要諸元 ==
== 主要諸元 ==