仙台臨海鉄道の機関車

2024年6月8日 (土) 17:24時点におけるMichinoku-lab Sysop (トーク | 投稿記録)による版 (列車無線アンテナとホース類の記述を追加。)

SD55 103

元DD55 1。
昭和46年(1971年)新潟鐵工所製で、平成10年(1998年)に機関をSD55 101(東日本大震災で被災し廃車)と同一のものに換装し、出力向上を行った。
平成30年(2018年)11月検査実施。平成34年(令和4年/2023年)11月満了予定だったが、休車期間があったため、令和6年(2024年)9月に変更。

DE65 1

元JR東日本DE15 1538。
川崎重工業兵庫工場製で、昭和52年(1977年)9月28日国鉄長岡機関区新製配置。国鉄民営化後はJR東日本長岡運転所に承継された。
最終配置は長岡車両センターで、令和2年(2020年)10月4日除籍。除籍後は一度秋田港駅へ回送された。
令和2年11月29日から30日にかけて、秋田港駅から譲渡先である仙台港駅へ回送された。
種車がDE15形のため、尾灯がDE10形よりも外側にある。
令和3年(2022年)10月全般検査実施。令和7年(2026年)10月重要部検査満了予定。

DE65 2

元秋田臨海鉄道DE65 2(← 新潟臨海鉄道DE65 2)。
昭和45年(1970年)新潟鐵工所製で、基本装備はDE11形0番台に準じる。DE11形がベースであることから、連結器周りのホース類はブレーキ管のみである。
2002年(平成14年)10月をもって新潟臨海鉄道が解散すると、秋田臨海鉄道に譲渡された。
平成23年(2011年)11月からは、SD55 103のみとなってしまった仙台臨海鉄道へ8年間の予定で貸し出しが行われた。その後、2017年3月に秋田臨海鉄道から購入している。
運転席屋根上に円筒形の列車無線アンテナがない。
令和元年(2019年)11月に全般検査実施。令和5年11月重要部検査満了予定だが、令和6年6月現在も車体表記はそのままになっている。

DE65 3

元JR東日本DE10 1536。
川崎重工業兵庫工場製で、昭和46年6月21日国鉄青森機関区新製配置。国鉄民営化後はJR東日本青森東運転区に承継された。
最終配置は盛岡車両センターで、令和元年7月5日除籍。除籍後は一度秋田港駅に回送された。
令和2年5月17日から18日にかけて、秋田港駅から譲渡先である仙台港駅に回送された。
現有の機関車の中では唯一、ラジエータ上に飾り板を付けていない。また、ボンネットへ昇るハシゴには、架線感電防止のためトラ色の昇降禁止板が取り付けてある。
令和2年6月全般検査実施、令和6年6月重要部検査満了予定。

DE65 5

元秋田臨海鉄道DE10 1250(←十勝鉄道DE15 1525←国鉄DE15 1525)。
日本車両製造豊川工場製で、昭和51年(1976年)10月5日国鉄盛岡機関区新製配置。国鉄民営化後はJR東日本青森東運転区に承継された。
最終配置は青森車両センターで、平成22年(2010年)8月9日除籍。除籍後は譲渡準備のためJR貨物苗穂車両所へ回送されている。
苗穂車両所での改造終了後は十勝鉄道に譲渡。平成24年(2012年)5月をもって十勝鉄道の鉄道事業が終了すると、秋田臨海鉄道へ譲渡、DE10 1250へ改番された。
令和3年(2021年)2月28日から3月1日にかけて、秋田港駅から譲渡先である仙台港駅へ回送された。
種車がDE15形のため、尾灯がDE10形よりも外側にある。
DE65形の中では唯一、1エンドが仙台北港・仙台埠頭側を向いており、ATS表記もない(他は1エンドが陸前山王・仙台西港向きで、ATS表記として「SF」がある。)。
平成29年(2017年)9月全般検査実施(苗穂車両所)、令和5年(2023年)9月重要部検査実施、令和9年(2027年)9月満了予定。