鉄道運転規則
鉄道運転規則(てつどううんてんきそく)は、鉄道に関する運転基準を定めていた運輸省令。
概要
鉄道営業法(明治33年法律第65号)の改正に伴い制定された。
それまで、日本国有鉄道運転規則および地方鉄道運転規則が制定され、それぞれ日本国有鉄道(国鉄)、私鉄に対して効力を持っていた。しかし国鉄民営化によりJR各社も私鉄となることから、新たに本規則が制定された。これに伴い、前述の2規則は廃止された。
その後、規制緩和・官から民への流れに伴い、2002年(平成14年)3月31日に鉄道に関する技術上の基準を定める省令(鉄道技術基準省令)が制定され、本規則は廃止された。
法令情報
法令番号 | 昭和62年(1987年)3月2日運輸省令第15号 |
施行 | 昭和62年4月1日 |
効力 | 廃止済 |
廃止制定 | 平成14年(2002年)3月8日 |
廃止施行 | 平成14年3月31日 |
種類 | 交通法 |
内容 | 新幹線鉄道を除く鉄道における車両、線路その他輸送施設の取扱いを定める |