「弘南鉄道7000系電車」の版間の差分

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|style="text-align:left;"|2017年「鉄道むすめ」HM
|style="text-align:left;"|2017年「鉄道むすめ」HM<br>2017年11月28日の田舎館〜境松の踏切衝突事故被害編成。
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2017年12月6日 (水) 16:44時点における版

弘南鉄道7000系電車は、弘南鉄道が所有し、弘南線・大鰐線で運用する直流通勤形電車である。

経歴

元は、東京急行電鉄(東急)が1962年から1966年にかけて製造した、日本初のオールステンレスカー・7000系電車(初代)である。最初は元住吉検車区に配置され、東横線で運用された。その後一部編成が自由が丘検車区(現 自由が丘車庫)へ転属し、新製は壱者と共に田園都市線でも運用された。また1964年8月29日からは乗り入れ対応車が営団地下鉄(現 東京メトロ)日比谷線・日吉〜北千住での直通運転を開始した。

大鰐線へは1988年に6000系デハ6005・6006と共に、2両編成4本8両が導入された。全て東急時代に先頭車であったデハ7000形で、電装品が日立製のものに統一されている。このためデハ7035・7036は欠番となっている[1]。 それまで大鰐線では弘南線で陳腐化した車両が転配される流れになっており、弘南線と比べて車両水準が低く、また雑多な形式が配置されていた。これを解消する目的で6000系・7000系が弘南線よりも先行して配置され、これにより旧来車が廃車されることになった。

弘南線へは翌1989年から1990年にかけて2両編成8本16両が導入された。電装品は東洋電機製に統一され、一部中間車を先頭車化改造した車両もある。

形式

デハ7000形

大鰐線に導入された車両。7035, 7036を除いて7031から7040まで連番であり東急時代から番号に変更はない。いずれも電動車で、偶数車にパンタグラフを装備する。

デハ7010形・デハ7020形

デハ7100形・デハ7150形

主要諸元

編成表

弘南鉄道7000系編成表
←大鰐 中央弘前→
編成番号 デハ7000形 デハ7000形 塗装 車両基地 稼働状況 備考
7031編成 デハ7031 デハ7032 青帯 津軽大沢 稼働中 デハ7031:弘前学院HM
デハ7032:さっパスHM
7033編成 デハ7033 デハ7034 銀色 津軽大沢 稼働中 2016年度ふらいんぐうぃっちラッピング+自動放送(自動放送は9月30日まで)
2017年水間鉄道7000系ラッピング
7037編成 デハ7037 デハ7038 いでゆ 津軽大沢 稼働中 2010年12月17日の石川プール前〜石川駅の踏切脱線事故被害編成。
2017年弘南鉄道90周年HM
7039編成 デハ7039 デハ7040 銀色 津軽大沢 稼働中 2017年鉄道むすめHM
←弘前 黒石→
編成番号 デハ7020形 デハ7010形 塗装 車両基地 稼働状況 備考
7011編成 デハ7021 デハ7011 青帯 平賀 稼働中 デハ7011:津軽こけし館HM
デハ7021:カサイ食品センターHM
7012編成 デハ7022 デハ7012 学生デザイン
赤帯
平賀 稼働中 メンテック・ヒロHM
7013編成 デハ7023 デハ7013 青帯 平賀 稼働中 メンテック・ヒロHM
編成番号 デハ7150形 デハ7100形 塗装 車両基地 稼働状況 備考
7101編成 デハ7151 デハ7101 未調査 平賀 編成解体 1997年8月25日の館田駅衝突事故により、1999年にデハ7151が廃車。
7101編成 デハ7154 デハ7101 イベント 平賀 稼働中 1997年8月25日の館田駅衝突事故での残存車で組成。
イベント列車用としてAV機器が装備されている。
2007年6月12日の平賀駅脱線事故被害編成。
2017年10月頃塗装解除
7102編成 デハ7152 デハ7102 青帯 平賀 稼働中 平賀ハイヤーHM
7103編成 デハ7153 デハ7103 青帯 平賀 稼働中 館田温泉HM
7104編成 デハ7154 デハ7104 未調査 平賀 編成解体 1997年8月25日の館田駅衝突事故により、1999年にデハ7104が廃車。
7105編成 デハ7155 デハ7105 青帯 平賀 稼働中 2017年「鉄道むすめ」HM
2017年11月28日の田舎館〜境松の踏切衝突事故被害編成。

脚注

  1. 両車とも東洋電機製のため

参考文献

関連項目